右側だけ腰が痛い

腰の右側だけに痛みがある場合、たまたま重いものを持ってしまって、軽いぎっくり腰をおこしてしまったか、激しいスポーツをして筋肉痛を起こしてしまっているなど比較的軽い症状を起こしている時は、あまり問題はありません。

しかし、腰の右側が特に痛む時には注意しなければならない内臓系の疾患も多くあるのです。

これらを見分けることはなかなか素人では難しいので、あまりにも右の腰が痛む場合には必ず病院へ行って受診しましょう。ここでは、特に問題になる内臓疾患からくる腰の痛みの原因について一つずつ説明していきます。

 

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虫垂炎

虫垂はいわゆる盲腸ですが、これは右下の足の付け根に近いところに存在する臓器です。

ここが炎症を起こして化膿してしまうことで、ズキズキとした痛みが胃のあたりから始まって、次第に右の腰部分にも放散痛を感じることがあります。

単なる腰痛だと勘違いしやすいのですが虫垂炎の場合は症状が進んでくると断続した痛みを感じるようになるので、意外に簡単に腰痛との区別がつきやすいようです。

この場合には早急に病院へ行って薬物療法や手術による摘出など適切な処置を施してもらうことが重要です。

盲腸は放置していると短時間で悪化して、最後は腹膜炎を起こしてしまい重篤な状態になりますので注意が必要です。

 

肝臓の病気

肝臓はちょうど胃の裏側に位置しており先端部の大きく広がっている部分は腰のちょうど右側にあるため、肝臓が炎症を起こして肝炎を発症していたり肝腫瘍などができていたりすると右腰に痛みを感じることが多いようです。

しかし基本的には肝臓は沈黙の臓器なので、これらの病気が初期の状態の時には痛みを感じることはありません。

右腰が痛いなと感じるようになるということは、それだけ肝臓の病気が進行していて深刻な状況と言えるかもしれませんから早急に医療機関の診察を受けましょう。

 

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膵臓の病気

膵臓も胃の後ろ部分にあり、肝臓と隣り合わせに位置しています。膵臓も肝臓と同じく沈黙の臓器ですから病気がかなり進行しない限りは症状を感じることはありません。

特に膵炎を起こしてしまうと激しい痛みが襲ってきますので、腰痛という位置付けの痛みからははるかにかけ離れた強い痛みの種類なので、すぐに腰痛との区別がつくでしょう。

膵炎は胃痛から始まって右の腰部分へと痛みが移動してきます。この病気も自然治癒することはありませんので、急いで病院へ行って診察を受けることをおすすめします。

 

腎臓病

腎臓は左右に一つずつあります。

腎炎や腎盂炎などの炎症性の病気になると腰が痛むようになります。右の腎臓が炎症を起こしている場合には右側の腰が痛みます。

体を動かすたびに腰の奥深い部分がズキンとするので異変には気付きやすいです。また腎臓病の場合には、腰痛の他にも高熱が出たりすることもあります。

同じような病状では、膀胱炎や尿路感染症なども腰痛を起こしやすいです。つまり泌尿器系等の臓器全般の炎症が腰痛の原因になります。

 

右側だけ腰が痛い場合の原因まとめ

以上が右腰の痛みの際に考えられる病気です。

筋肉痛以外の右腰の痛みの原因は内臓の疾患によるものが多いのです。どれも放置していると重篤な状態に移行してしまう病気ばかりです。

腎臓病は腎不全になってしまう可能性がありますし、膵炎は放置していると命にもかかわります。

右腰の痛みは重大な疾患の危険信号なのだということを自覚して、日頃からこういった症状を見逃さないようにしましょう。

軽い痛みだと思っていても、徐々に進行してくるものもありますし、痛みが断続的に続くときには特に注意しましょう。

そしてこういった痛みがあるときには炎症を進ませないためにも温めたりしないようにしたほうが良いでしょう。

 

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