おみくじの運勢のところには方位についてのアドバイスが載せられています。
しかし、この方位は一体どういうことを意味しているのでしょうか。
この方位というのは例えば引越しをする時や、旅行に出かける場合、その運の良い方位に向かって出かけるようにすれば運勢がアップするという、言うなれば神様からのお告げの言葉だと理解しましょう。
大切な商談があったり、重要な決め事などがあり、迷っているのであれば、そしてそれが方位にかかわってくることがあるのなら、おみくじの方位を参考にしてみるのも良いかもしれません。
ただ、凶の方向へどうしても移動しなければならないケースもあることでしょう。
このおみくじの凶の方位というのは、とくにそちらに向かえば災難に遭うという意味ではありませんから、気にする必要はありません。
これはあくまでもメッセージですから、凶の方位に行く場合は普段よりも周囲などに注意を払いながら慎重に行動するようにというメッセージが込められているのです。
箱はなぜ六角形?
神社でおみくじを引く時に、必ず差し出されるのが六角形の箱です。
そこからおみくじの棒を引くことになるのですが、ふと考えてみると「なぜ六角形なのだろう」という疑問を持つと思います。
実はこの六角形というのには、ちゃんと意味があるのです。
仏教でいう六道界と呼ばれる考え方があります。
つまり人間は死ぬと六つの世界を生きて死ぬということを繰り返し6回輪廻転生しているという考え方です。
この六道界は、天界、人間界、修羅界、畜生界、飢餓界、地獄ということで、これに関連づけられているのが、おみくじの六角形の箱なのです。
かなり奥が深い理由があったのですね。
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