胃カメラ

胃カメラは別名、胃の内視鏡検査と呼ばれる検査です。

口から直接胃の中に極小のカメラ付きの内視鏡を入れていくのですが、一昔前ですとかなりの不快感や苦痛を伴う検査方法でしたので胃カメラ検査と聞いただけで拒否反応を起こしてしまう人も多いことでしょう。

しかし現在は、さらに医療技術も進みこの胃カメラ自体も非常に小さくなっているため以前ほどの苦痛を味あわずに胃内の検査ができるようになりました。

さらにクリニックや病院によっては麻酔薬を使って軽い鎮静をかけてから検査を行う所も増えているので、これにより目が覚めた時には全て検査が終わっているというような体に全く負担がかからないやり方になっています。

 

887371このように胃カメラ検査自体は気軽に受けられるようになり、それにより多くの患者さんも胃カメラ検査に抵抗を感じず積極的に検査を受けることができるようになり病気の早期発見にも役立っているのです。

ただし胃カメラで、より正確な検査を行えるようにするためには前日に注意するべき点がいくつかあります。

例えば食事の内容や時間帯などですが、これらの細かい指示は病院の方から前もって検査前日の注意事項が記載された説明書を手渡されることになります。

安全で、かつスムーズな胃カメラ検査を行うためにも注意事項は必ず守るようにしたいものです。

ここでは大まかな検査前日の注意する点についてまとめてみました。

 

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胃カメラ前日の食事について

836855胃カメラ前日は夕食まできちんと食事をとっても大丈夫です。

ただし翌朝には胃カメラを胃の中に入れることになるわけですから、その時までには胃の中に食べたものが残っていては、しっかりと胃の内部をカメラで見ることが出来ません。

従って食べるものはなるべく消化しやすいものを食べることが大切です。

お米などは消化が良い食品ですから、あとはおかずとして大根の煮物のような柔らかいものや、豆腐や納豆などがおすすめです。

繊維質の多い野菜などですとなかなか消化が出来ず、翌朝まで残ってしまう可能性があるので注意しましょう。

他にもヨーグルトなどの乳製品なども消化が良いものなので夕食に適しているといえます。

特に胃が悪い人の場合は、普通の健康な人よりも胃の動きが弱くなっている場合が多いですから、万全を期すためにも、おかゆのような胃に負担がかからない食事にするのが無難かもしれません。

これはあくまでも好みの問題になりますが、いずれにしても油分が多いものや極端に辛いものなども避けておいた方が良いでしょう。

 

胃カメラ前日の食事時間について

828805検査前日の夕食はなるべく早いうちに済ませておくのが鉄則です。

人によって食べたものが完全に消化されるまでにかかる時間は違いますし、また翌朝の検査の予約時間が何時であるかによっても違いは出てきますが、だいたい夕方6時前後か、もしくは遅くても夜9時前には食事をとるように注意しましょう。

こういった細かい指示については検査の説明書にも何時というふうに指定されているはずですから、しっかりと隅々まで読んで再確認をしておいた方がより安心ですね。

そして最後の食事以降は固形物は一切何も口にしてはいけません。もちろん水分は普通の水であれば飲んでも大丈夫ということにはなっていますが、あくまでも喉の渇きを潤わす程度にして、コップでのがぶ飲みなどをするのは避けた方が良いでしょう。

水分として水以外のお茶やジュースなどもやめておきましょう。

 

胃カメラ前日の飲酒について

817487胃カメラ前日の夕食時に時間さえ守っていれば飲酒をしてもいいだろうと考える人がいるようですが、これは大きな間違いです。

アルコールというのは、その量にかかわらず胃壁を荒らしてしまう可能性が高いものなのです。

ですから検査前日にお酒を飲んでしまうと胃壁の荒れやただれ、最悪の場合には胃壁からの出血などが起きてしまい、実際に検査をした時にそれがもともとの病変なのかどうかの見分けが全くつかなくなってしまい、結果的に正しい診断が出来なくなる恐れがあるのです。

ですから絶対に胃カメラ検査の前日には、ほんの少しだとしてもアルコールを摂取してはいけません。

このことは検査の注意事項の紙にもしっかりと書いてあるはずです。せっかくの胃カメラ検査の機会ですから、間違った行為をして検査自体を台無しにしてしまわないように注意するべきでしょう。

また胃が悪いという自覚症状がある人なら、ましてや胃に負担をかけるアルコールを摂取すべきではありません。

 

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胃カメラ前日のタバコについて

893769胃カメラ検査の前日のタバコについては、その病院によっても指示されていることが違う場合があります。

病院によっては検査前日のタバコは少しなら大丈夫だとしているところもあるようですが、基本的にはタバコはNGでしょう。

たとえ検査の注意書きにタバコが禁止されていなかったとしても自発的にタバコを吸わないに越したことはありません。

タバコに含まれているニコチンが唾液を通じて胃内に入ってしまうと胃壁を荒らしてしまうだけでなく、ニコチン成分が胃壁に膜を作って覆ってしまい、胃壁の病変などがしっかり見つけることが出来にくいということがありうるのです。

ニコチンによって正しい検査結果が得られないようではわざわざ前日から検査準備をしていた意味がなくなってしまいます。

ですから、検査前日ぐらいはタバコを我慢するぐらいの覚悟が必要でしょう。

 

胃カメラ前日のコーヒー摂取について

886741胃カメラ前日にコーヒーを飲むのは、やめた方が良いです。

前日夕方6時ぐらいから遅くても9時ぐらいまでには水以外の飲食をやめなければいけませんが、コーヒーに限っては前日は朝から飲まない方が無難だといえます。

というのはコーヒーに含まれているカフェインは胃壁を荒らしてしまう成分として知られています。

胃カメラを飲むにあたって、やはり胃の調子が悪いので胃カメラを飲むことになったという経緯であるはずです。
ですからそういった胃の悪い人がカフェインの多いコーヒーを飲んでしまうと胃をさらに痛めつけてしまう可能性があるのです。

よって、前日の朝からコーヒーは飲まずに、せめてお水か紅茶ぐらいで我慢するようにしたいものです。

そしてコーヒーを検査前日に飲んではいけない理由のもっとも重大なものとして、コーヒーのように濃い色の飲料を飲んでしまうと胃壁に色がついてしまうということがあるのです。

コーヒーの茶色が胃壁につくと、それが病変部に見えないこともないので非常に紛らわしいのです。

胃壁は普通は綺麗なピンクなのですが、潰瘍やガンなどの病変部はどす黒い色になっていることがほとんどです。
そうなるとコーヒーの着色がとても酷似してしまうことがわかっているので、正確な診断が出来ない恐れが出てきます。

病院によってはコーヒーは許可されている場合があるようですが、やはり確実に正確な診断をしてもらうためには、コーヒーは自発的に避けた方が良いでしょう。

 

胃カメラ前日の薬の服用について

887044普段から服薬をしている人は、その薬の種類によっては検査日前日から当日にかけては、服薬をストップする必要がある場合もあります。

これはあくまでも医師の判断により、検査が決まった時点で前もって必ず指示があるはずです。もし指示されなかった場合には、必ず服薬中の薬の名前とともに医師に尋ねることが非常に重要です。

一般的には心臓疾患や血圧、糖尿病の薬など、必ず飲まなければならないものですと、普通通り服薬しても良いことになるでしょう。
ですが頭痛薬、風邪薬、アレルギー薬などでしたら、1日飲まなくても特に命に関わることもありませんから、服薬しないで検査を受けることになるはずです。

いずれにしてもその辺のところの見極めは、素人判断をせずに必ず医師や看護師に判断をゆだねることをおすすめします。

 

おわりに

以上が胃カメラ検査前日に注意すべき主要なポイントについての解説でした。

細かい注意点がたくさんあるので、必ず説明書を何度も読んで確認しておくようにしましょう。

一つでも守れていないことがあると胃カメラの検査の診断が正確さを欠いてしまう可能性が出てしまいます。

また検査当日についても、絶食のまま病院へ向かうことになりますし、当日は水も制限しなければなりませんので、2日間連続で気を緩めてはいけない事項が多いのでできれば家族の人たちにもサポートしてもらい、チェックすべきポイントに漏れがないように万全の状態で兼サビを迎えるようにしたいものです。

少しでも検査前後に関しての疑問点があれば、すぐに確認することを忘れずに検査前の準備を徹底させたいですね。

 

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