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ほうじ茶は、その香ばしい風味と優しい味わいで非常に人気が高いお茶の種類です。

もともとほうじ茶というのは煎茶や番茶をかなり高温で焙煎して作られている茶葉です。

じっくりと焙煎されたほうじ茶は、独特の味わいや香ばしさがありますがクセが全く無く非常に飲みやすいお茶なので子供から年配の方まで幅広く親しまれているのです。

お茶の種類の中では高級感があるタイプではありませんが、風味は決して悪くはないですし香ばしさが味を引き立てているので飲んだ時の満足感がとても高いのがほうじ茶の特徴かもしれません。

 

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このほうじ茶は実は栄養的にも強火焙煎によって高熱が加えられていることにより煎茶のようにアミノ酸やカテキン、カフェインの含有量が高くはありません。

それは焙煎によってこれらの成分が飛んでしまうというのが理由です。

つまりアミノ酸含有量が煎茶より低いということはお茶としての旨味がやや薄いということになり、またカフェインが少ないということはお茶の苦味が少なく、カテキンが少ないということはお茶の渋みが少ないということですから、非常にまろやかな味わいが特徴となっています。

それゆえに離乳期の赤ちゃんからでも飲ませているお母さんも多いのです。

しかし、ほうじ茶が煎茶よりもマイルドであると言っても、やはり妊娠中や授乳中、そして子育て中のお母さんにとっては、ほうじ茶に入っているカフェインなどの成分がどの程度安全なのか知りたいというのが本音なのではないでしょうか。

ここではほうじ茶のカフェインの含有量やカフェインが与える影響についてより深く掘り下げて見ていきたいと思います。

 

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ほうじ茶のカフェイン含有量について

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ほうじ茶のカフェイン含有量は、他のお茶類に比べてはるかに低いのが特徴です。

比較のために他の飲料のカフェイン含有量と比較してみるとわかりやすいのでいくつか例をあげていきます。

例えば150mlのを約コップ一杯の量とすると、その中に含まれているカフェイン量は緑茶で何と180mgと断然トップのカフェイン量です。

またカフェインの高い飲料ではダントツと思われているコーヒーが100mgのカフェイン量なので緑茶のほうがはるかにカフェインが高いということになります。

それに対してほうじ茶は、わずか30mgなので緑茶の6分の1ということになるのがお分かりになると思います。

コーヒー 100mg
緑茶 180mg
ほうじ茶 30mg

これだけのカフェイン量の差があるのですから、いかにほうじ茶が優しいお茶であるかがわかりますね。

ちなみに麦茶は完全なカフェインフリーの飲料になっています。

ただ麦茶は茶葉ではなく麦を焙煎したタイプなのでお茶としての位置付けとしてはちょっと違うかもしれません。

 

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ほうじ茶のカフェインによる妊娠中の影響について

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妊娠中の母体はお腹に赤ちゃんがいるということもあり、この時期の水分摂取が非常に大切です。

血液量を増やしてお腹の中の赤ちゃんにしっかり栄養補給や酸素供給をしなければなりませんから普段の水分摂取よりもさらに多い水分を摂る努力をしなければなりません。

また実際にお母さん自体も結構喉が乾いていると感じることが多いので常に水分を口にすることも多くなります。

そんな時には、やはり飲みやすくてまろやかなほうじ茶の人気が高いようです。

しかし、ほうじ茶もカフェインが全く含まれていない訳ではありませんから、どうしてもカフェインが妊娠中の母体に与える影響を考えてしまうかもしれません。

実際には、ほうじ茶を大量にがぶ飲みしなければ大丈夫だと言われています。

基本的に妊娠中に摂取してもよいカフェインの量というのは1日に100mgが推奨されています。

この100mgというのはだいたい湯のみに3杯から4杯といったところでしょう。

しかし水分量はこれだけでは足りませんから残りは、ほうじ茶ではなくカフェインの無い麦茶やミネラルウォーターなどを飲むようにすれば母体への影響はありません。

つまりほうじ茶は、ちょっとしたおやつの時間やリラックスタイムに少しずついただくという飲み方が適しているということになります。

では、もし1日に100mg以上のカフェインを摂取してしまうとどうなるのでしょうか。

妊娠中のカフェインの過剰摂取は赤ちゃんの成長に必要なカルシウムや葉酸といった栄養素を破壊してしまうことがわかっています。

ですが100mgをちょっと超えたぐらいではほとんど影響が無いと思っても大丈夫でしょう。

妊娠中だからと言ってカフェインを徹底的に排除する必要はありません。

ある程度のカフェインはリラックス効果もありますし血行も促進してくれて血の巡りをよくすることで体全体を温めてくれますし決して悪い作用ばかりではないのです。

ですから妊娠中は適量を守ってほうじ茶を飲めば、逆にメリットも多い飲み物だということなのです。

 

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ほうじ茶のカフェインによる授乳、赤ちゃんへの影響について

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赤ちゃんへの実際のほうじ茶の影響はどうなのでしょうか。

まず、生後すぐから半年の新生児の時にはほうじ茶は上げないようにしましょう。

生まれたての赤ちゃんの水分補給はあくまでも母乳や粉ミルクからが絶対条件です。

ですから、お茶やお水はミルク以外には全く必要ない状態なのです。

赤ちゃんにほうじ茶をあげはじめるのは、離乳期からとなります。

離乳期のガイドブックなどでも、母乳以外の水分に慣らせるためにも、少しずつほうじ茶や麦茶などを哺乳瓶に入れて与えるようにすることが推奨されています。

一般的には麦茶がカフェインゼロなのでほうじ茶よりもお母さんがたには好まれているようですが、ほうじ茶も根強い人気があります。

ただし、赤ちゃんにほうじ茶を与える時には必ずミネラルウォーターでほうじ茶をしっかり薄めてからあげると、よりカフェインの影響を考えなくて済むのでおすすめです。

最初はほうじ茶に5倍量の水を混ぜて上げてうっすらとほうじ茶の色がわかるくらいから始めて、あとは慣れてくれば倍量の水をほうじ茶に混ぜてあげれば、お茶の味にも慣れてくるでしょう。

もともとほうじ茶はとてもカフェインが少ないお茶である上に、お水で薄めることで赤ちゃんでもカフェインの影響がほとんど出なくなり安心して与えることができるようになります。

もしも、ほうじ茶をそのまま与えてしまった場合に考えられる影響としては、寝つきが悪くなってしまって夜泣きが起きてしまうなど、カフェインによって赤ちゃんの副交感神経が興奮した状態になってしまうことが考えられます。

ですが、それも本当に濃いほうじ茶をそのまま飲ませない限りは起こり得ない症状ですから、薄めたほうじ茶を与えている限りは何の問題もありません。

 

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ほうじ茶のカフェインは子供に飲ませても大丈夫?(乳児・幼児)

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生後半年以降の乳児や1歳以上の幼児にほうじ茶を与えても大丈夫ですが、やはりまず乳児の場合ですとまだ、カフェインへの感受性が高い月齢ですから、しっかりミネラルウォーターでほうじ茶を薄めてから与えることに気をつけて入れば全くカフェインの影響を受けることはありません。

1歳以上になってくると、カフェインへの感受性も低くなってきますから、それほど神経質になる必要はないでしょう。

ただ、ほうじ茶そのものをあげるよりも、少しだけ水を足して上げて薄めてあげるようにしたほうが良いかもしれません。

子供によっては体質的にカフェインに対して反応が出やすい子というのも確かに存在しますから、その辺の加減はお母さんがしっかり見ながら与えていくことが大切です。

そして、子供の水分補給を全てほうじ茶に頼るのではなく、あくまでも新しい味覚を広げてあげるという目的で利用すると良いでしょう。

基本的な水分補給はミルクになり、その補助的な意味合いで1日に1、2回はほうじ茶を与えるという利用の仕方で良いでしょう。

カフェイン自体には毒性があるものではありませんからあまり神経質になりすぎる必要もありませんが、ただ寝る前の水分補給に、ほうじ茶を与えるのは避けた方が良いかもしれません。

寝つきが悪くなったり、または夜泣きの原因になってしまうこともあるからです。

ですから寝る前はミネラルウォーターで水分補給をしっかりさせてあげるようにしましょう。

 

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