熱がないのに腹痛・嘔吐

小さな子供は体の抵抗力がまだ十分では無いため、ちょっとしたことで腹痛や嘔吐を起こしたりします。
その中でも熱が無い場合の腹痛や嘔吐はそれほど緊急では無い場合が多いのですぐに病院へ連れて行かず自宅で様子を観察するようにしても良いでしょう。

しかし腹痛による下痢や嘔吐は脱水につながりやすいので決して甘くみずに、しっかりと早めに対処することは重要です。

 

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熱がない場合の腹痛・嘔吐の原因

熱のない腹痛や嘔吐で、最も多いのは冷たいものやお菓子などをたくさん食べ過ぎた時などに消化不良を起こしてしまいその症状として現れることがあります。

この場合は、ビオフェルミンなどの整腸剤を飲ませて、消化の良い食事を取らせていれば数日で自然に回復してくるでしょう。

 

怖いのはウイルス・胃腸風邪

子供の腹痛や嘔吐で最も問題なのは、幼稚園ぐらいまでの幼児に最近よく見られる胃腸風邪です。これはノロウイルスなどのウイルスが体内に入り込むことで胃腸の動きを弱めてしまい腹痛や嘔吐につながってしまうものです。

ノロウイルスでは非常に感染力が強く、幼稚園や保育園で一度流行してしまうとあっという間に園内に蔓延してしまうことがあります。
子供が、このウイルスに感染してしまうと24時間以内に突如ひどい嘔吐が始まることが多いです。

就寝している時に噴水のように胃の内容物が吹き出すほどの嘔吐が始まるので多くの親御さんたちはパニックになる人たちが多いとも言われています。

 

危険なノロウイルス

ノロウイルスは、意外にも子供が感染していると看病している大人にも簡単に移ってしまうので、嘔吐物や便などを処理する際はゴム手袋などをして掃除をしたり、床や寝具も全て消毒をすることを徹底させるようにします。

ノロウイルスが引き起こす胃腸炎の場合には一般的に嘔吐は一時間に何度も繰り返され、小さなお子さんは、あっという間に脱水症状を起こしてしまい命の危険性にさらされてしまうこともありうるので決して油断はできません。

脱水症状を起こすと、唇がカサカサになったり目が窪んできたり皮膚をつねって持ち上げると戻りが遅いなど、ちょっと気をつけて観察をしていれば変化に気づくことができますのでお子さんから目を離さないようにしましょう。

脱水症状が起きてしまったら、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

 

ノロウイルスの特徴と対処法

ノロウイルスの場合の嘔吐はどんなに長くても12時間で自然に治ると言われています。ですからその間は、少しでも水分補給をしっかりと行ってあげることが重要です。

水分補給にはただの水道水ではなく、電解質を補うポカリスエットなどの飲料か、もしくはドラッグストアなどで経口補水液のペットボトルを買ってきて飲ませるようにします。

この時、あくまでも少しずつ飲ませるようにしないと、吐き気を誘発してしまうので気をつけます。
一番良い方法としてはこれらの補水液を製氷皿にいれて氷にして、小さく砕いて舐めさせると一気に水分が胃に入っていかないので吐き気が起こりにくいようです。

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吐き気の後は下痢

吐き気が一旦治ると、ウイルスが胃から腸の方へ降りていき、水様の下痢が始まります。ノロウイルスによる胃腸炎の場合は腸が捻転性の痛みを伴うので、お子さんもかなり痛がることが多いです。ですが残念なことにノロウイルスの胃腸炎の場合は有効な薬はありませんので自然に対外にウイルスが排出されるのを待つのみの対処となります。嘔吐が治れば下痢をしていても消化の良いおかゆや、クタクタにやわらかく煮たうどんなどを少しずつゆっくりと食べさせるようにしてあげても大丈夫です。

 

熱が出ない腹痛・嘔吐はノロウイルスの可能性が高い

熱が出ない腹痛や嘔吐の代表であるノロウイルスの胃腸炎は、特に冬場から春にかけて猛威を振るうウイルスとして有名ですが、日頃から手洗いやうがいをきちんと行っていれば、かなり感染を防ぐことが可能ですので、規則正しい生活を心がけることとともに対策を立てていればそれほど恐れることはありません。

 

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